ランニングイベント1週間前にギックリ腰!!

当院
来院前は、どのような症状でお困りでしたか?

患者様
腰の痛み ランニングイベント1週間前に急に痛くなり来院

当院
治療後は、治療前と比べていかがですか?

患者様
イベント参加が目標で治療して頂きイベント当日はなんと!!スムーズに走れ、レースとレースの間の過ごし方などアドバイスを頂きました

当院
他の病院や治療院の治療と比べていかがでしたか?

患者様
他に行ったことがないのでわからない

当院
同じ症状でお悩みの方で受診を悩まれている方へ一言お願いいたします

患者様
主婦が老後、健康に過ごすための楽しみ(ランニング)に始めたことをずっと続けられるように、時にはごほうびメンテナンスを取り入れてみようと思います。お小遣いの範囲で治療を受けさせていただいています。

※あくまで個人の感想であり、皆様に同じ効果が出るという事ではございません

今回の症例は普段仕事上ずーっと立ちっぱなしのランニングを心底楽しんでいる女性の緊急電話から始まりました。

「1週間後にランニングイベントがあるのですが何とかなりませんか?」

と一言・・・

とにかく身体を診てみないことには始まらないので早急にご来院して頂くことになりました。笑顔の絶えない素敵な女性なのですが、身体を診てみると普段の立ちっぱなしのせいなのか身体の背面の筋肉が常に緊張している状態にありました。さて、ランニングイベントまでは1週間を切っています。治療はもちろん普段の過ごし方もかなり重要になってきます。

どういった生活指導を行っていくべきか・・・

ギックリ腰になったときは安静にするべきか否か

最近の見解では、我々も一つの指標にしているヨーロッパや多くの国の腰痛に関する治療ガイドラインでは急な腰痛になった際に「安静にしない事」というのが提唱されてきています。

特に「ベッドで安静に横たわることはしないように」患者様を安心させて、出来るだけ動くように指導するというのが常識となりつつあります。

欧米では、急性腰痛の患者様を

①「二日間、トイレ以外はベッドの上で安静」にしているように指示したグループ

②「身体を前後、左右各方向に10回を1セット動かす運動」を指示したグループ

③「なるべく普段の生活をするように心がける」と指示したグループ

の3つに分けて腰痛の改善の期間、欠勤日数、仕事への支障の程度などを比較して腰痛の予後を調査をしたそうです。

すると、明らかに「なるべく普段の生活をするように心がける」のグループが最もよく、次いで身体を動かすグループ。

最も悪かったのが「安静」のグループだったそうです。

安静にするとなぜ予後が悪いのか

下の図にもあるように、多裂筋、回旋筋という筋肉が背骨と背骨の間を巻き付いているように走行しています。

この多裂筋、回旋筋は作用自体はあまり強くないですが、背骨を安定させる際にはかなり重要な筋肉になってきます。

当院では、動けないほどの腰痛以外のときには、なるべく普通通り過ごしてほしいとお願いしていますが、その理由として主にこの多裂筋や回旋筋(もちろんこの筋肉だけではありません)が、身体を動かさないことで低下してしまうと、当院では考えています

大きい筋肉が仮に低下してしまうのと、小さい筋肉が低下してしまうのでは同じパーセンテージでも筋肉を使うときにかなり差が出てしまいます・・・。

多裂筋、回旋筋は小さい筋肉の割に身体を安定させるためには重要な筋肉なので、その重要な筋肉が低下してしまうと痛みが去って「さあ、身体を動かそう!」と思っても、なかなか本来の動きが取り戻せなくて身体が安定せず、苦労するケースも見受けられます。

そして、今回の様にランイベントが眼前に迫って走れるようになりたいと思っている方ならなおさら筋肉を落としたくありません。なのでなるべく普段通りの生活を心がけるよう指導させていただきました。

【参考】ぎっくり腰とは?

ぎっくり腰には特に定義はありません。何がどうだからぎっくり腰というのはありませんし、ぎっくり腰という病名もないのです。また、特に重い物を持つなどの原因がなくても発症してしまいます。それは、日頃の疲労の蓄積により痛みを感じる閾値というものが低下してきているところにちょっとしかきっかけで傷めてしまうわけです。ですので、日頃から身体に疲労を溜め込まない、日頃から定期的なお身体のケアが絶対的に必要となる事を少しご理解していただけると嬉しいです。車でこそ車検や点検があります。ご自身の身体にこそ投資してあげても良いのではないでしょうか。

ランイベントには間に合った

なんとか治療と生活指導でランイベントには間に合いましたがこれで腰痛が完全に消え去ったわけではありません。今年の秋には初めてのフルマラソンの出場するみたいです。今後このようなことがないように自分の身体と向き合う決意をしてくれました!!当院もその決意に応えるべくベストを尽くしていきたいと思います!!

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