タブレットを使いすぎたひじ痛(テニス肘)
あくまで個人の感想であり、皆様に同じ効果が出るという事ではございません。
今回は久しぶりに肘の痛みについて症例報告になります。スマートフォンや、タブレットの使い過ぎでも肘の痛みは起こる。
前にもデスクワークでもテニス肘を発症してしまう、という記事を書かせていただきましたが、今回はタブレットを使いすぎて肘が痛くなったKさんのお話です。いつもは仕事上デスクワークが多いのは事実なのですが、何か月か前に、使い始めたタブレットが原因ではないかとのことでご来院くださいました。
患部を休めることも大事!
ここ最近、
- 「ゴルフのしすぎでゴルフ肘になってしまう」
- 「テニスのやりすぎでテニス肘になってしまう」
といった、ある特定のスポーツ、しかも月に1度や週に1度、多くても週2位の頻度での、あまり患部を使い慣れていない場面での酷使を継続的に繰り返し、患部に負担をかけることによって痛みが発症してしまうことは、よく見受けられます・・・・。
しかし、今回のケースでは、日常的にデスクワークでパソコンを使い、なおかつプライベートでタブレットを使い、簡単に治る環境とはいいがたいですね・・・・。テニスをしたり、ゴルフをしたりで痛めてしまった場合は、患部を休めれば、ある程度早い期間での競技復帰だったり、日常生活に問題なく過ごせるようになるのですが患部を休ませることが容易ではない場合、治療に長い期間を要することがあります。
綿密な治療計画が必要
綿密に治療計画を立てて、患者様のお話をよく聞くことで、完治に近づけるものとも考えていますので、今回のKさんとは幾度もお話をさせていただき、治療方針や、計画にご納得していただきまして、治療を続けられた成果だと思っています。やはり、患者様との信頼関係をしっかり築けてこそ、その先が見えてくると改めて考えさせられた症例となりました。
【参考】テニス肘・ゴルフ肘・太鼓肘・外側上顆炎の治療について