成長痛/オスグッドと言われそのまま放置や安静にしている親御様へ

お子様がスポーツをされている親御様でオスグッドや成長痛で悩まされている方は多いことと思います。膝の痛みで思い切りプレー出来なかったり練習が出来なくて悩んでいる姿を見るのはとてもお辛いですよね。だからと言っていざ病院に連れていっても、

「成長期が終わるまで付き合っていくしかない」

「運動を中止して安静にしていてください」

と言われるだけで特に治療はしてもらえなかったというお話がほとんどです。

また、整骨院や接骨院に通ってもマッサージと電気治療だけで症状が変わらない…

その結果としてそのまま騙し騙しスポーツを続けてしまったり、治療はせずにずっと安静にしていたりという方は、すぐにでも治療を開始することをオススメします。その理由を今から解説していきたいと思います

騙しだましはNG

まず騙しだましスポーツを続けているというパターン。これは一番治りが遅くなってしまう最悪のパターンです。

上の図を見てお分かりになると思いますが、はオスグッドはもともと大腿四頭筋の柔軟性の低下が原因と言われていますがそれだけではありません、むしろ別に原因があります。

柔軟性が失われた状態で膝の曲げ伸ばしを繰り返すことで、大腿四頭筋の付着部である脛骨粗面に張力がかかり、その結果、炎症が起こり痛みが生じます。この状態でさらに身体を酷使することでますます大腿四頭筋の柔軟性は失われ、脛骨粗面にかかる張力は増加していきます。

そして最終的には上の図のように、脛骨粗面の表面が張力に耐え切れず剥離してしまいます。こうなってしまうと早期改善は難しくなります!?また痛みに耐えながらプレーすることで満足なパフォーマンスが出来ないどころかフォームを崩してしまったり、他の部分を痛めてしまうというデメリットもあります。なので騙しだましプレーをするのは絶対にやめて下さい!!

安静+治療=早期改善

とりあえず運動は中止してとにかく安静にしているパターン。非常にもったいないです!!

安静にするという選択は素晴らしいですが、しっかりと治療をすればもっと早く復帰出来るかもしれません。またひたすらに安静にしていると体力や筋力が必要以上に落ち復帰した際に元のプレ―が全く出来ない可能性も考えられます。

当院では治療と並行して、競技への復帰段階の提案や運動メニューの指導も行っています。安静に治療をプラスすることで早期復帰を目指しましょう。

早期改善のカギ

とにかく放置せず早く診せて下さい

痛めてから治療開始までが早ければ早いほど早期改善の可能性が高まります。当院では特殊治療器をはじめ

・オスグッド専用の検査表を用いた全身の検査

・正しいアフターケア方法の指導

・1人1人に見合った運動プログラムの指導

これらを用いて全力でお子様の早期改善を目指します。お子様に少しでもオスグッドのような症状がみられたら、なるべく早く診せていただけると幸いです。

 

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