足関節(足首)捻挫/症状・原因・治療解説

足関節捻挫治療

足関節(足首)捻挫・内反捻挫・外反捻挫

はじめに

皆さん、これまで足首の捻挫のご経験がある方も少なくないかと思います。従来では、アイシングや固定といった保存療法が殆どでしたが、年、欧米をはじめ日本の治療家の中でも過度なアイシングと長期の固定はあまり勧められていません。間違った治療法が、回復スピードと予後に大きく関係してきますので、ここで少し正しい知識をご理解していただけると幸いです。

甘くみてはいけない捻挫

そして、捻挫を甘くいてはいけません。軽度な症状でも数か月、何年も経過してもいまだに違和感や痛みを感じている方も多くいらっしゃいます。『捻挫ですね』とシップと固定をしているだけで治る症状もありますが、そうでない症状もたくさんありますので、捻挫を甘く見ないで上げてください。ましてや、スポーツに励むお子様をお持ちの親御様は必ず、我々のような治療院に相談してみてください。早期治療が早期回復のカギであり、その逆も当然です。1日も早い治療を開始して1日も早く痛みのない生活を送りましょう。

羽生結弦選手、宇野昌磨選手おめでとうございます!2/18(日)朝の番組で『骨折の方が良かった』と言っていた位、靭帯損傷を甘く見てはいけないのです。トップアスリートは、ケガをすると治すことが仕事となりますが、トップアスリートでも4か月もかかるケガです。しかも完治しているわけではないでしょう。一般の方はそれが出来ないにも拘らず無理してスポーツをする傾向があります。絶対に軽視するのはやめましょう!

どんな時になる?

  1. 道路で躓いた
  2. 路肩に足を取られ捻った
  3. スポーツ中に捻った
  4. 階段や家の段差で躓いた

多くは、こんなところでしょうか?中でも3番のスポーツ中のお怪我が多いと思われますが、部活やスポーツに励んでいる方は意外とスポーツ以外の気を抜いている時にお怪我をするケースがとても多いです。やはり集中力を切らしていたり、他の事を考えていたりするとお怪我をしやすいのは捻挫だけでなくご注意くださいませ。

捻挫の種類

① 内反捻挫・内側を捻り痛める動作

足首の外側に位置する靭帯や筋肉を傷めてしまいます。一番多いのは、前距腓靭帯です。しかし、内側に捻ることで内側の関節部分に衝突が生じるので、内側の検査も必要です。そして、過度に捻った際は、腓骨という骨を過度に引っ張ってしまうことで骨折しているケースもありますので、この見極めも重要です。

足首捻挫

② 外反捻挫・外側を捻り痛める動作

①とは逆に外側に捻るので内側の靭帯を損傷することが多いです。①ほど受傷する事は少ないかもしれません。

足関節捻挫解説

③ 底屈捻挫・足を真っすぐ下向きに反るように捻る動作

このタイプも損傷する①・②よりもさらに発生するケースは多くないかもしれません。

捻挫の程度

捻挫には、損傷した程度によって大きく3つに分類されます

Ⅰ度

捻挫

靭帯の微細損傷や軽度の圧痛(触ると痛い)があるが、歩行や走行も可能で少しに捻ったかな?という状態です。
Ⅱ度

捻挫

靭帯の部分断裂で靱帯の部分断裂で圧痛、腫脹もあり、翌日あたりに内出血を起こす事もありますのでびっくりしないでください。状態としては、びっこを引きながら歩いたり、歩行にも支障を来すことが多いですね。
Ⅲ度

捻挫

靱帯の完全断裂で圧痛、、腫脹、熱感、皮下出血も強い状態。医療機関での治療(ギプスや装具による強固な固定、もしくは断裂靱帯の縫合手術)が必要な事もあります。

一般的には上記の様に言われていますが、程度も個人差があり様々ですので上に当てはまるからと油断もしてほしくないですし、重症だと一喜一憂しないでください。

応急処置

まずは、昔から言われているRICE処置

  • Rest(安静)-スポーツ活動の停止
    まずは、安静。患部を安静させずに運動を続けることで回復が遅れてしまいます。
  • Ice(アイシング)-患部の冷却
    冷やすことで痛みを減少させることができ、また血管を収縮させることによって腫れや炎症をコントロールすることができます。
  • Compression(圧迫)-患部の圧迫
    適度な圧迫を患部に与えることで腫れや炎症を抑えます
  • Elevation(挙上)-患部の挙上
    心臓より高い位置に挙上をすることで重力を利用し腫れや炎症を抑えるとされています。

当院が考える応急処置

何もわからない段階では、まずはRICE処置で構いません。しかし、症状の程度にもよりますので一概には言えませんが、受傷後直後のみ、アイシングを5~10分程度してください。受傷して数時間後にアイシングをすることはあまりお勧めできません。過度にアイシングをし続けることは、良い組織(傷めていない組織)も血流が阻害されてしまいます。アイシングというのは、炎症・熱感を抑える行為であり、捻挫で傷めた組織を修復する行為ではないという事です。アイシングは、患部を麻痺させるまやかし的な行為という事です。メジャーリーガーが投球後、肩に大きなアイシングをしている姿を見かけると思いますが、投球直後であるという事と以前から行っているので『ゲン担ぎ』とも言われているそうです。

一般の治療法

医療機関や整形外科では、湿布・痛み止めの処方・固定・安静の処置。時期を見て物理療法・リハビリテーションの治療がなされることがほとんどです。

当院の治療法

1 手技療法

当院では、欧米での最新知識・情報を常に収集し、施術をしています。上記で説明したⅠ度~Ⅱ度の捻挫では、受傷直後から物理療法・手技による関節の調整・自動他動でのモビライゼーションを行います。捻挫をすると足根骨が若干ズレてしまうことが多く、このズレを戻すことが早期回復へのカギとなります。ズレを戻すことにより、そこに停滞していた血液が流れることで早期に足が着けるようになったり、腫れが引きやすい環境が出来るのです。また、アメリカの解剖学教室の教授は、『足首を捻挫し靭帯を傷めても本来、歩行した際は痛くないんだ』と仰っていました。これは、足首を捻り捻挫をしたことで『脳の誤作動が生じ、足関節周りの筋肉に脳から動かしてはいけないという指令が起きてしまう』から痛みを感じてしまうのだと仰っていました。ただし、損傷した部位・靭帯自体は、触れば痛いですし、修復にはやはり治療と時間が必要です。下の動画を見て頂きたいのですが、これだけの内出血を伴う捻挫でも治療後、痛みなく歩けるようになる方も少なくありません。脳の誤作動により、特にふくらはぎの外側の筋肉・腓骨筋が重要です。この筋肉に自己防衛機能が働き、過度の筋収縮が生じてしまい歩行が出来なくなってしまうのです。

2 物理療法(超音波・立体動態波・ハイボルテージ・3D微弱電流)

当院ではトップアスリートも使用している治療器を使っており、それぞれ超音波・立体動態波・ハイボルテージ・3D微弱電流を状況に応じて使い分けながら治療致します。痛みの緩和、損傷部の回復促進、血種・しこりを取り除くなど様々な効果が期待されます。

3 固定

また、固定についてですが、多少は痛くても荷重が出来る方には、過度な固定はせず荷重を掛けてもらうようにしています。メカノレセプターという受容器を刺激することで予後のバランス感覚が崩れない様にする為です。特に運動している方は、このバランス感覚が崩れてしまうと競技復帰まで時間が掛かってしまう恐れがあります。初期の安静し過ぎがケガの予後に大きく関与してしまいます。以前までは、痛い方向に動かない様に固定をするというのが主流でしたが近年では、考え方も様々変化してきています。無駄な固定、長期の固定は治癒を遅らせ、スポーツ復帰まで時間を要する可能性が大ですので、気を付けて下さい。

早期に歩行ができる様になった後は、患部の修復をしっかりと行っていきます。治療直後からも定電流治療器AAP3D微弱電流・ハイボルテージ・超音波治療により、損傷部位の修復を行っていくことで早期改善に繋がってきます。

また、症状によってはもちろん固定・テーピングも行いますが、下の動画の方の場合は、テーピングもあえて行いませんでした。

治療前

治療後

足首を捻ってしまった・・・捻挫をしてしまい長引いている・・・何とか試合に間に合わせたい・・・そんな時は、『横浜駅徒歩12分:なる.整骨院』にご相談ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

なる.整骨院の院長です。柔道整復師・医薬品登録販売者・パーフェクトクラニオロジー協会会員。皆さんのお役に立てる情報提供をして参ります。