踵が痛くてスカッシュが出きない

※あくまで個人の感想であり、皆様に同じ効果が出るという事ではございません。

当院
来院前は、どのような症状でお困りでしたか?

患者様
足底筋膜炎

当院
治療後の生活の変化など、治療前と比べていかがですか?

患者様
足のうらやかかとが全然痛くなくなった

当院
施術やお体の状態についての説明はいかがでしたか?

患者様
説明はしっかりされていてまったく不安がなかった

当院
同じ症状でお悩みの方で受診を悩まれている方へ一言お願いいたします

患者様
施術だけでなく、自宅でのセルフケアの方法も教えてくれるので、がんばってやるとその分、早く治ると思います

4か月前からの踵の痛み

今回の患者さんは、4か月前からスカッシュ後に踵の痛みが生じていました。一般的に治りづらいと言われている踵の痛み。それも両足の痛みを感じておられました。

踵の痛みと前足部のしびれ

今回は足底の痛みに加えて、両足の前足部に正座の後に感じるようなジンジンするしびれも感じておられるとの事でした。両足底筋膜炎、両足の踵の痛みだけでも厄介ですが、それに両足のしびれも加わるととても厄介です。お身体を拝見させていただくと、様々な要因が絡んで、この症状がでていると感じましたが、その中でも要治療の部分が何点か見つかりました。

治療ポイント

当院ではしっかりと症状・原因を把握したうえで、その人にあった治療プランとセルフケアを提供します。その中でもポイントになった部分をご紹介します。

➊トリガーポイント

トリガーポイントとは、圧に対する感度が局所的に高い、過刺激性のポイントで、身体の他の部位に症状(通常は疼痛)を引き起こします。トリガーポイントは、筋肉、筋膜、骨膜、靭帯、皮膚などの身体の軟部組織に存在することが多いと言われています。一般的には、潜在性と活動性のトリガーポイントに分類され、潜在性は、圧迫されない限り局所的な痛みや関連痛を引き起こさないのに対し、活動性トリガーポイントは圧迫されなくても局所的な痛みや関連痛を引き起こします。

今回のケースでは、ある場所にトリガーポイントが形成されていましたが、最初の評価でこの場所を早期に特定でき、その部分を治療している最中に患者さんとも『それは楽になるね』と共有できましたので、治療に加えて、ご自宅でも患者さんにあったセルフケアを提示し、実施してもらえたことで効果をより感じてもらえました。

❷骨盤・バランス調整

足の裏は常に地面と接しています。ということは常に何かしらの負担がかかっているということです。バランス・重心の乱れにより負担がかかっているところをバランス・重心を整えることで軽減していきます。痛みの出ている局所だけでなく、全体を整えることで予防にもつながります。痛みを繰り返さないという意味でも、とても大切ですね。

❸足趾の動きの改善

今回の患者さんの場合、後方重心になるくせがあり、踵重心になっておられました。そのような状態だと、どうしても足趾は浮指になり、足趾をうまく使うことができません。足の指を上手く使えないことで、踵の負担も増えていきます。足趾の動きを改善するために、当院ではそのような状態に対して、一般的に知られているタオルギャザーではなく、当院独自の方法でアプローチしていきます。

早期の改善

治療を開始して、2回目来院された際は痛み・しびれ共にレベルが半分以下。3回目の来院時には痛み・しびれがほとんどなくなっている状態でした。スカッシュでの痛みも2回目の来院以降は感じないとの事でした。現在は、スカッシュ後のケアとメンテナンスという形でご来院されています。

今回の患者さんは、来院時の治療以外でも、ご自宅でのセルフケアを熱心にご協力いただきました。治療ももちろん大切ですが、治療の時間より、治療をしていない時間の方が長いです。その時間をいかに有効に使えるか、というのもとても大切になってきます。今回の患者さんは、セルフケアで分からない点なども積極的に聞いていただき、セルフケアに対しても意欲的だったことも早期改善になったポイントになりました。

まずはしっかりとした問診と評価

今回のように踵、足底の痛みには、足底筋膜炎だけでなく、様々な種類があります。『足の裏が痛いから足底筋膜炎』とは、当院では決めつけません。まずは患者さんのお話をしっかり聞いて、患者さんのお身体をしっかり診させていただいてから判断します。治療も大切ですが、問診、評価はとても大切ですので、当院も時間をかけて行います。

踵、足底の痛みの種類

最後に足の裏、踵の痛みで考えられる様々な種類をご紹介致しますね。

足の裏や踵(かかと)が痛い場合、下の6つの可能性があります。

  1. 足底筋膜炎
  2. 踵骨下滑液包炎
  3. 踵骨後部滑液包炎・アキレス腱皮下滑液包炎
  4. 踵部脂肪褥(しょうぶしぼうじょく)
  5. ファットパッド症候群(Fat Pad Syndrome)
  6. セーバー病(踵骨骨端症)

当院のホームページより引用

【参考】

 

足の裏、踵の痛みでお困りでしたら、【横浜駅徒歩12分なる.整骨院】にご相談ください。