痛くて膝が曲がらない陸上部のオスグッド

オスグッドの治療

春もオスグッドが多い

入学、進学をし部活が始まると何故かオスグッド(成長痛)が多発します。ひとつ考えられるのは、この時期は先輩も後輩も結果を出したいが一心でがんばって無理をしてしまいます。そして、陸上部によくあるのは前足重心で走る事が多いと考えます。前足重心で走っているとつま先からの振動が膝前面に多くかかると推測します。最近のスポーツ業界では、べた足が推奨されていると耳にします。べた足にすることで次のステップへの短縮にも繋がるのです。つま先重心ですとつま先⇒全体で着地⇒次のステップと1手遅くなってしまうので是非実践されてみてください。

オスグッドはすぐに治療

【参考】オスグッドの症状・治療説明

上記に記載されていますが、痛みや違和感を感じたらすぐに治療をしましょう。前腿のマッサージ・ストレッチと電気治療でごまかすのは危険です。その治療で2週から3週間で良くなった場合はそれまでの症状です。しかし、なかなかそのような一般的な治療方法ですぐに良くなった子は耳にしません。2~3週間で良くならなかった場合は、すぐにセカンドオピニオンをしてください。できれば2~3週間経過する前にすぐにご相談いただける事をお勧め致します。

この画像は、膝が痛いながらに野球を続けていた子の写真です。1~2年、マッサージ・ストレッチと電気治療でだましだまし続けていた結果この様に膝下の骨が凸凹な状態になってしまっていました。これは、当院にて4回治療した後になかなか効果がない事でおかしいと感じレントゲンを撮ってきていただきました。このようなケースは初めてでした。この様な状態になってしまうと前腿のマッサージやストレッチは禁止です。膝の曲げ伸ばしもしてはいけません。繰り返しのストレスで骨に無理が掛かりすぎる事で慢性的な炎症を起こしてしまっているケースです。

今回のM君は、早期に来院してくれたため施術した直後には痛みがなくなり膝も曲がるようになりました。やはり早期治療・早期改善です。

お父様・お母様、お子様が膝の痛みを訴えていたら早期にご相談下さい。

オスグッド・成長痛でお困りの際は、横浜駅徒歩12分「なる.鍼灸整骨院」へご相談下さい。