腱板損傷と言われた肩の痛み

当院
これまで何件程の病院や整骨院にいかれましたか?

A君
2件

当院
いつ頃からの痛みで、どんな治療を受けてこられましたか?

A君
野球中(部活)に肩の痛みが出た。

当院
当院の治療を受けて違いはありましたか?

A君
身体全体を診て頂けるので、自分の身体を知ることができ良かったです。

当院
担当者の説明はわかりやすかったですか?

A君
子どもにもわかりやすく教えて頂きました。

当院
最後に一言お願いいたします

A君
回復が早く、試合で投げる事が出来ました。ありがとうございました。

※あくまで個人の感想であり、皆様に同じ効果が出るということではございません

今回の症例は野球部ピッチャーで肩を痛めてしまった中学生です

来院する2週間ほど前からボールを投げる際に肩に痛みを感じ、大会が近いこともありすぐに近くの整骨院で、超音波画像診断(エコー)を行ったそうです。

その結果、腱板損傷と言われ、肩のマッサージと電気治療を受けたそうですがあまり改善はみられず……。

我々も画像を実際に見せてもらいましたが確かに腱板に損傷部が診て取れました。

腱板損傷とは?

腱板とは肩関節の安定性に関与する棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋これら4つの筋肉の腱の複合体を指します。

この腱板が繰り返しのストレスや過度な外力によって、炎症、微細断裂、完全断裂してしまうのが腱板損傷です。

スポーツ競技者(特に野球)に多く見られ、完全断裂の場合だと手術適応で治癒期間は半年~1年ほどかかることもあります。

患部だけではなく全身を診る

検査自体あまり痛みがなく、肩の動き自体も悪くはなかったので、身体全体に問題があるのかと思い全身を診てみました。

そして全身の検査をしてみると・・・・。

右の股関節の可動域が悪くまた痛みもあることが発覚!

患部の治療以外に骨盤周りへのアプローチ。

ピッチャーを始めて日も浅いという事もあり投球フォームの指導も加え治療しました。

すると、3回の施術で全く痛みが無くなりました!!

正直、腱板損傷なのでもう少しかかると思っていたのでかなり驚きました(笑)

もしかすると今回の投球時の方の痛みは、身体の使い方に問題が大きかったのかもしれません。

その後大会にも無事に間に合い、投げても痛みは全く無かったそうです。

しかもなんと球速がアップしたとか……!!

やはり正常な可動域を得ることで身体が正しく使えるようになりパフォーマンスが上がったんでしょうね^ ^

セカンドオピニオンの重要性

今回の件であらためて分かったのがセカンドオピニオンの重要性です。

一般的に治りにくいとされているケガでも今回のように違った視点からアプローチすることで早期治癒が見込める場合もあります

・今通っているところでなかなか改善しないという方

・ケガはしてないけどパフォーマンスを伸ばしたいという方

セカンドオピニオンも検討されてみてください。