忘年会シーズン・年末年始はぎっくり腰に注意!!

12月に入ってからどんどん気温が下がり冷え込んできていますね。一般的にこの時期は忘年会シーズン、仕事の繁忙期、年末の大掃除などお忙しいという方が多いことと思います。そしてそれを発散するかのように年末年始はご自宅でダラダラと何もせず寝て過ごすという方も多いのではないでしょうか?

そんな方々へ。この時期はギックリ腰に注意して下さい!!

じつはこの年末年始にかけて毎年ギックリ腰の方が急増する傾向があります。今回はこの時期のギックリ腰の主な原因と対策を紹介していきますので、年末年始の過ごし方の参考にしていただけたら幸いです。

【参照】ぎっくり腰とは

原因

よくある原因には4つあります。

気温の低下による身体の冷え

1番ポピュラーですが1番大きな原因と言えるのが寒さによる身体の冷えです。冷えによる身体への影響は大きく3つほど挙げられます

  1. 血行不良
  2. 柔軟性の低下
  3. 姿勢不良

当然と言えば当然のことですが筋肉は冷えると柔軟性が失われてしまい、寒いと身体が縮こまりますよね?そうすると身体が縮こまった状態で固まってしまいます。縮こまった状態は腰や背中にずっとストレスが加わっている状態なので結果的にぎっくり腰のリスクが高まってしまうのです。

男性:暴飲暴食など食生活の乱れ

年末にかけては忘年会、お正月は親戚での集まりなど……。これからの時期はお酒を飲む機会や食事の量が増えやすい時期になってきますね。実はこれもぎっくり腰が起こりやすい原因の1つです。

お酒に含まれるアルコールは主に肝臓で分解が行われますが、その際に水分とビタミンが使われます。つまりお酒をたくさん飲むと体内では水分とビタミンが不足という事です。そうすると筋肉の質が低下し場合によっては筋繊維が破壊されてしまう恐れも…。

また暴食を繰り返すと内臓への負担が増加し、次第に内臓の働きが低下してしまうことがあります。内臓の機能低下は血流量の減少を招き、身体の冷えや筋肉の柔軟性の低下を引き起こすのです。内臓の冷えから大腰筋・腸腰筋の緊張を引き起こしぎっくり腰になる可能性も大きいと考えますので、夏場の冷たい飲み物の取りすぎにも同じく注意が必要と考えられます。

身体や筋肉がこんな状態であれば少しの負荷でもぎっくり腰の引き金となりえますよね。

女性:大掃除による身体の負担

新年を清々しく迎えるために年末にかけて『大掃除』をする方が多いと思います。この大掃除が要注意です。

大掃除は普段手の届かない場所まで掃除をしますよね?タンスやテレビの裏、照明やエアコンなどなど。つまりは無理な体勢を取った上での作業が加わってくる為、筋肉や関節への負担も増加します。この状態を繰り返していると徐々に身体への負担やストレスが蓄積していき、何かの拍子にぎっくり腰へとつながってしまう恐れがあるということです。

運動量の低下

一般的には年末にかけてお仕事がお忙しかったり、年賀状の準備に追われたりとバタバタの日々…。そんな後のお正月くらいはゆっくりしたいという方がほとんどだと思います。いわゆる『寝正月』ですね(笑)。実はその『寝正月』がぎっくり腰のリスクを高めているかもしれません。

筋肉は使い過ぎてそのままにしておくと硬くなり柔軟性が失われてしまいます。しかし厄介なことに筋肉は使わなさ過ぎても硬くなってしまうのです。

普段は通勤やお買い物だったりと外を歩く時間がある方がお正月になって、「お家でゴロゴロ」「外に一歩も出ない」なんて生活をしていると太ももやお尻、お腹周りなどの筋肉の柔軟性が失われてしまいます。そしてそのままお正月が終わり、普段の生活に戻ってしまうことで腰を痛めてしまう可能性が高くなってしまうということです。

【参考】季節の変わり目はぎっくり腰に注意

まとめ・対策

☑しっかりと防寒・冷え対策をする

☑お酒を飲む際・飲んだ翌日はしっかりと水分をとる

☑大掃除の際は長時間の同じ姿勢は避ける

☑お正月は外に出て歩く機会を設ける

せっかくの新年が「ぎっくり腰でのスタート…」なんてことにならないようこれからの時期は上記の項目に気を付けて生活して下さいね。

もしぎっくり腰やどこか痛めてしまった場合はお早めにご連絡下さい!メンテナンスのご予約もお待ちしております!

ちょっと腰が気になる違和感があると感じていらっしゃる方は、横浜駅徒歩12分、なる.整骨院へお問合せください。