接触していなくても交通事故!?
さて、今回は、交通事故でよくあるケースなのですが、後々に過失割合で揉めやすいケースについて述べたいと思います。
サンキュー事故(右直事故)
一番多い例としてサンキュー事故というものが挙げられ、交差点などで、対向の右折車に道を譲ろうとして停止し、右折した対向車が、直進車と同方向からすりぬけてきたオートバイもしくは自転車と出合い頭に衝突してしまう事故のことを指します。
もちろん、接触してしまいますとお怪我は免れられないですが、大きい交差点などでオートバイもしくは自転車が避けて接触していない場合もやはり交通事故となります。
接触していないからと言って過失割合が発生しないわけではなく、もし右折していなければ事故はなかったと判断される場合が多く接触していなくても転倒したりすれば交通事故となります(意外と知られていません)。
ただし、オートバイや自転車のすり抜けで事故が起きた場合は、これは道路交通法で違反となりますので過失割合がゼロになることはないです。
また、接触していないからといって後々、過失割合で揉めることも想定に入れてケガがひどくなければ事故当時のことを証明できる準備ができるといいですね。
それにつきましては先述しているもし『交通事故に遭ってしまったら』をご覧ください。
どちらにせよ交通事故にてお怪我をされた場合は早急に治療をしないとちゃんと治らないケースも出てきますので、注意が必要ですね。