足が全然曲がらないオスグッド
※あくまで個人の感想であり、皆様に同じ効果を保証するものではございません。
いつ良くなるかわからない…
中学校でバドミントン部に所属しているSH君は、今年の2月頃から左膝が痛くなってしまいました。すぐに近所の整形外科さんで診てもらったところ、両膝のオスグッドという診断を受けたのですが、具体的にいつ治るのかという点については「成長痛なので良くなる時期は分からない」と言われアイシングと湿布で様子を見ていくことになったそうです。しかし痛みは徐々に増してしまい、初めは大丈夫だった右膝にまで痛みが現れ日常生活にまで支障が出てしまうようになってしまいました。来院時には屈伸は全く出来ず、オスグッドの部分を押すと激痛が走るような状態でした。
アイシングの落とし穴
ちなみに当院ではオスグッドに対してのアイシングはお勧めしておりません。アイシングは打撲や捻挫などの急性期の症状に対しては、炎症や腫脹の抑制効果が期待できます。しかし急性期を過ぎた慢性期以降は、組織の回復に必要な血流を阻害してしまうため、結果的に回復を遅らせてしまう可能性が考えられます。ただしオスグッドの部分をぶつけて痛みが出てしまった場合に限り、5~10分のアイシングを行ったほうが良いでしょう。
初回の治療で屈伸可能に!
初めは全く出来なかった屈伸も、初回の施術終了後はしっかりと最後まで膝が曲がり出来るようになりました。来院時は少し表情が暗かったSH君も屈伸が出来たときには、とても嬉しそうな様子で表情も明るさを取り戻していましたね。その後はしっかりと真面目にセルフケアを行ってくれたこともあり、運動時の痛みは無くなりバドミントンを思い切り出来るようになりました。
オスグッドは治ります
今回は整形外科で「いつ良くなるか分からない」と言われ本人もお母さまもどうしたらよいか分からないという状態でのご来院でした。しかし、初回の施術で屈伸が出来るようになったのを見てお母さまもとても驚いていらっしゃると同時に、「オスグッドはちゃんと治る」という認識を持っていただけたかなと思います。オスグッドとうまく付き合う必要は全くありません。しっかりと治療を行えば治る症状ですよ!