2年前からずっと痛いオスグッド・成長痛
※あくまで個人の感想であり、皆様に同じ効果がでるという事ではありません。
2年間のうち痛くなかったのは、1か月位
K君は、小学6年生からずっとオスグッド(成長痛)に悩まされており、1度は痛くなくなった時期もあったそうですが1か月後にはまた痛みが出現しそのままずっと今日にいたるまで痛みを抱えながらバスケットボールを頑張ってきたそうです。
膝が曲がった・・・
検査時に膝の屈伸動作で痛みと可動域制限がありましたが、治療後、完全に膝が曲がる事が久しぶりだと喜んでいるお子様の姿にお母様も喜んでおり治療家冥利に尽きる瞬間でした。
ジャンプして着地の痛みも消失
バスケットボールでは、ジャンプ動作が多い為、やはり着地時の痛みを訴える子が殆どです。この着地動作にもオスグッドになりやすい子供たちの特徴があります。当院では、身体の使い方もしっかりと指導をさせていただいて再発を防ぐことにも力を注いでいます。
オスグッドは再発する!?
オスグッド(成長痛)では、1度痛みがなくなってもまた痛みが出る子たちが殆どです。コンタクトスポーツでは相手の足や膝が膝頭に当たる事でまた痛みがぶり返すどころかとてつもない痛みが生じます。ぶつけていなくても再発するケースもとても多いですね。
再発しないためには!?
オスグッド(成長痛)が再発しないためには、身体の使い方をしっかりとマスターする事とご家庭でのケアをしっかりとやり続けてもらう事がとても重要です。生活指導以外では、やはり何度もお伝えしてきていますが膝頭を触って痛い、圧痛を取りきることです。
圧痛を取りきろう
運動や日常での痛みがなくなる事はまず大前提ですが、最後まで圧痛がなくなるまで治療する事でぶつけても痛みが出る事はなくなります。また、正座をして膝が当たる事でも痛みを生じます。この圧痛が残っている限り痛みが再発する可能性は0とは言えないでしょう。
定電流治療器AAP
当院では、関東には1台しかないかつあの日本人テニスプレーヤーが所持する治療器を使用してこの圧痛を取っていきます。微弱電流(290μA)を使用し、血流・神経・筋肉を活性化させ本来持っている人間の自己回復能力を助け、細胞・筋肉を調整・回復・改善をさせます。さらに、この微弱電流によって損傷部位が修復され血行やリンパ液の流れもよくなります。
AAPは使用している微弱電流が人間の体内に流れている生体電流に近いからです。電流が流れる際の体内抵抗による音の違いで患部が検知できます。
細胞単位へのアプローチ
損傷部位では生体電流の乱れが発生します。又、損傷部位ではプラスとマイナスのイオンのバランスが崩れます。そこに微弱電流を通電することで損傷部位では細胞レベルまでの活性化を促進します。
人体と電気の関係
車はガソリンにより動きますね。又、機械類が電気で動くのと同様に人体の身体は食物や水分を摂取して、それらを電気エネルギーに変換しています。人体の電気エネルギーと機械類の電気との違いは、人体は微弱電流を有効に使っているということです。この電流は心臓の鼓動を保ったり、胃の消化を促進したり、その他器官も同様にコントロールをしています。そして、筋肉や神経もこの微弱電流によってコントロールされています。細胞の活動に必要なエネルギーは、細胞内のATP(アデノシン三リン酸)が分解される時に発生するものが利用されます。この重要なATPを合成するのが細胞内にあるミトコンドリアです。微弱電流はミトコンドリアの電子伝達系を活性化して、ATPの合成を促進します。
【参考】定電流治療器AAPとは?
【参考】オスグッド症状・治療解説
【参考】オスグッドの症例はコチラ
今回の症例で大事な事
今回、早い段階で痛み無く運動できるようになりましたが、2回目の来院時の検査で動きに問題はないものの触診した感覚の違和感、他動で膝を曲げたときの若干の痛みがありました。また、2年間で1ヵ月ほどしか痛みがない期間がなかった事も踏まえこれで治療を終了してはいけません。再発しない様に診ていく事が重要です。現在、治療後2か月経過し痛みは再発していないものの圧痛はまだ残存しているので3週間に1回ペースでメンテナンスに来ていただいています。子供の痛みも大人の腰痛その他の痛みも痛みがなくなったから終りでは危ないのです。しっかりとメンテナンスをして再発しない様に日常生活を踏まえて心がけましょう。
何年もオスグッドで悩んでいる、思い切り運動が出来ずに困っている・・・そんな時は、横浜駅徒歩12分【なる.整骨院】へお問合せ下さい。また、踵の成長痛(セーバー病)で悩んでいる子たちもご相談下さい。