四十肩/五十肩/肩関節周囲炎の治療について
今回は、珍しく肩関節の疾患のなかでも一番難しい四十肩についてのお話し。
【四十肩/五十肩】
これをすぐに数回で治せます!!!っていう先生は本当に少ないです。というくらい治療家泣かせの難しい症状です。当院もどれくらいで治せますよ。とは、この症状については言いません。
ですが、ここ最近続けて2人の患者さんに良い結果が出ました!
お二人とも肩関節を横に挙げていった時に90度の角度でもう一杯一杯という感じで肩が挙がりませんでした。
二人とも40代の脂ののった男性です(^_^.)。
二人とも症状の出方が似ていたのですが(1.2ヶ月以内の発症)
神経の伝達がうまくできていない様に感じ、一人目の患者さんに頸部からの治療を施したところ
2回目来院時には
大概、数カ月の治療で痛みはなくなるがまだ硬縮が残るというのが多い肩関節疾患。今回の様に90度外転でのロックが一度で外れるのは非常に稀です。ですが、続いて二人目の患者さん、この患者さんにも同じ施術をしたところ
3回目の来院時(2回目来院時は、変化なし)
Aさんの時と全く同じ下りでした笑(本当)
私が肩の治療が下手なだけかもしれませんが今回の様に二人続けて90度までしか挙がらない方が僅か数回の治療で挙がるようになったのは、驚きでした
最近、首の調子はどうですか?
やはり肩にまつわる神経は、首から発信していますよね。やはり四十肩/五十肩の症状に頸部からの治療は欠かせません。
【参考】四十肩・五十肩の本当!?
本当に四十肩・五十肩!?
今回、首からの施術で改善したという事は、四十肩・五十肩ではないということにもなります。
皆さん、周りの方に『私は、2回で治った!』とか『2か月で治った!』とか言われて『何で私は??』なんてお考えではないでしょうか?
それもそのはず、その方たちは、四十肩・五十肩ではないんです。
恐らく一過性のいわゆる肩関節炎と考えられます。当院では、四十肩・五十肩の方には、きっちりと説明をします。しっかり説明をしたうえでご納得した方は、しっかりと治療に専念しますね。
四十肩・五十肩と言われお悩みの方
四十肩・五十肩の本当の説明を受けていますか?腱板が切れていると言われて、注射をしていませんか?