セーバー病疑いの小学生両踵の痛み

当院
来院前は、どのような症状でお困りでしたか?

患者様
かかとの痛み(少年野球)

当院
治療後の生活の変化など、治療前と比べていかがですか?

患者様
痛みがひどくて歩くのも大変な程だったが、施術とセルフケアですぐよくなりました。

当院
施術やお体の状態についての説明はいかがでしたか?

患者様
原因とどうすれば改善するのかを説明してもらい自宅でのケアをきちんとすれば良くなると思えました。

当院
同じ症状でお悩みの方で受診を悩まれている方へ一言お願いいたします

患者様
野球を一生懸命やりたくても痛みがあるとそれができません。ピンポイントでケアもしてもらえるので2回の通院ですぐ治ったのが本当によかったです。

歩行・走行・踏み込みで痛い

前回に引き続き、今回も1度目の施術でほぼ痛みはなくなり、2回目来院時は予防と身体のケアで終了しました。かかと部分の圧痛(触って痛む)はありませんでしたので、踵部分の剥離等はなかったものと考えられます。しかし、痛いものは痛い。

【参考】セーバー病とは?

病院や整形外科では、踵の成長痛みたいなものだねと言われることが多いそうです。痛くなくなるまで、安静またはうまく付き合って下さいと言われるケースが多いようです。

セーバー病疑いには共通点が多い

セーバー病疑いの少年たちには、ほぼほぼ共通する点があります。その部位を見つけだし治療をすれば痛みが無くなり運動が可能になるにはさほど時間を必要としないケースが多いです。前回の少年もレントゲン上、剥離がみられたそうですが、1度目の治療後、運動も可能になり踵部分の圧痛も消失していました。原因となる患部を見つけ出し、身体の使い方の指導をしっかりと出来なければ運動可能まで時間を要し、困っている子供たちは大勢いらっしゃいます。

【参考】剥離が診られたセーバー病の口コミ

大人も子供も踵重心

当院では、子供たちのセーバー病だけでなく、大人の足底筋膜炎や踵骨炎でお悩みの方が多く来院されますが、やはり踵重心となってしまているケースが多いです。踵重心にならない様に日頃からケアをする。ケアの方法を知ることが大切です。また、本気で運動をさせている親御様は1度目も良いので、身体のチェックをすることをお勧めいたします。痛くなってからよりも今の現状を知り、傷めにくい身体づくり、更なるパフォーマンス向上をさせてあげる事が理想と考えます。

診断名が痛みの原因ではない

腰痛・ヘルニア・オスグッド・セーバー病も数え上げたらきりはありませんが、『痛みの原因と画像・診断名が必ずしも一致するわけではない』これは、今やエビデンスが出ている事実です。成長が原因と言われるオスグッドやセーバー病の様に画像として剥離が見られるケースでも痛みがなくなる事は稀でありません。もちろん骨折や脱臼による痛みはもはや仕方がありません。その他の症状に関しては、診断名に一喜一憂せず手技療法による施術も必要かと考えます。

痛みの原因は器質的な問題だけではない

器質的な問題とは画像として現れる骨や関節の状態を指しています。また骨には問題がないと診断されたけれども湿布と投薬治療をされている方もでは何故その痛み止めを服用するのか?を考えてみても良いかと思います。人体における痛みの原因の90%は筋肉であると仰っている医師もいらっしゃいます。

原因を探るうえで必要な評価

【評価が最重要】

  1. 姿勢の評価と施術
  2. 筋肉・関節の評価と施術
  3. トリガーポイントの評価と施術
  4. 交感神経の評価と施術

主にこの4点をしっかりと施術して改善が見られない際は、医療機関や整形外科での精密検査をおすすめします。当院でも尊敬するDC(ドクターカイロ:欧米では医師と同じ)また慢性痛をしっかり診てくれるお医者さんもまずは、この筋肉による原因が90%だとおっしゃっています。筋肉といってもただマッサージすれば良いという事ではありません。治療とマッサージでは、中身が全く違うので皆さんも勘違いしないでくださいね。

1.2 姿勢不良による筋肉・関節への影響

まずは、なんと言っても姿勢でしょう。セーバー病といっても踵の骨を診るだけではありません。そこに付着している筋肉をまずは診なければ話になりません。慢性的な症状であれば、骨盤の歪みや頭蓋骨の歪みにより、呼吸がしっかり出来ていないかもしれません。呼吸を改善することは、慢性的な症状の方にはとても重要です。呼吸の改善なくして改善はしないかもしれないくらいです。かつて、野口英世先生も『すべての病は、酸素不足』と遠い昔から唱えています。酸素がしっかり吸えていなければ全身に血液がしっかりと十分に行きわたらないと思って下さい。当院では、身体のバランスをしっかりとチェックし筋肉と関節の不具合による影響を探していきます。治療方法は、姿勢の不良は、KYテクニック。関節による影響は、カイロプラクティック。また内臓・頭蓋骨調整・トリガーポイント治療が主になってきます。

【参考】姿勢を正す本当の理由

3 トリガーポイント(筋肉の評価)

踵の痛みであればふくらはぎに存在する筋肉の評価は外せません。トリガーポイントとは、圧に対する感度が局所的に高い、過刺激性のポイントで、身体の他の部位に症状(通常は疼痛)を引き起こします。トリガーポイントは、筋肉、筋膜、骨膜、靭帯、皮膚などの身体の軟部組織に存在することが多いと言われています。一般的には、潜在性と活動性のトリガーポイントに分類され、潜在性は、圧迫されない限り局所的な痛みや関連痛を引き起こさないのに対し、活動性トリガーポイントは圧迫されなくても局所的な痛みや関連痛を引き起こします。どこも痛くなくても潜在性トリガーポイントがある場合が殆どですので活動性に変わらない様に日常的に身体のケアをしていく事をお勧めします。

お身体の痛みにトリガーポイントの評価は欠かせません。

4 交感神経の評価と施術

長く患てっいる、痛みや痺れに悩まされている事によってもストレスとなり自律神経が乱れてしまいます。自律神経の調整をするだけでも身体の反応は変化してきます。子供たちにはあまり見られないかもしれませんが、中にはもうずっと痛いせいで精神的にも落ちている事も本当にありますので、大人がしっかりと正しい方向に導いてあげましょう。

踵の痛み・セーバー病と診断されてお困りの方は、【横浜駅徒歩12分:なる.整骨院】へご相談下さい。