両指6本の痛み

※あくまでも個人の感想であり皆様に同じ効果が出るという事ではございません。

腱鞘炎治療

治療期間  約1ヶ月半(6回)
治療内容
  • 肩甲帯からの筋弛緩
  • 定電流治療器治療
  • 筋膜リリース治療
  • トリガーポイント治療
考察 腱鞘炎は、なかなか改善し辛い疾患の一つです。幸い早期に改善して本当に何よりでした。お身体をしっかり診て悪い部分を一つずつ改善していく事が最善の治療です。

今回は、中学2年生の吹奏楽部のHちゃんの口コミです。毎日演奏と薙刀に励むがゆえに指を酷使してしまった結果、今回の様な症状を患ってしまいました。腱鞘炎の多くが使いすぎによるオーバーワークです。クラリネットの演奏はかなり手指に負担がかかり、特に小指はクラリネットを支えるために酷使してきたようです。その他にも親指・薬指合わせて左右6本の痛みを訴えての来院でした。

【参考】腱鞘炎の原因・治療・予防解説

長時間の同じ姿勢は身体によくありません

腱鞘炎だけに限らず、長時間の同じ姿勢が身体に良くない事はもう知っている方も多いかと思いますが、これは本当です。長時間のデスクワーク・立位・演奏もそうですね。いまや、たばこを吸うよりも長時間の座位は良くないなんて言われてもいます。

肩甲骨が固まっている

画像の様な姿勢でずっと演奏をするわけですから何か知らのトラブルが身体に起きても不思議ではありません。この姿勢でいる事により肩甲骨がすっと固まった状態になってしまいます。肩甲骨には、18個もの筋肉が付着しています。18個の筋肉が更繋がり手足に付着してきます。腱鞘炎やばね指などの症状では、必ず患部だけに原因があるという考え方はしないようにしてまいます。Hちゃんも中学2年生のわりに体中痛いところだらけでした。。。本来人間は、どこを触っても痛くないのが理想です。子供の頃は、どこを触ってもくすぐったいくらいで痛くはないですが、年齢を重ねるにつれてどこも痛くないのはなかなか難しいですね。毎日使っている身体です、疲労物質が徐々に溜まってくるといずれは痛み物質に変化します。出来る限り疲労物質を貯めこまないように過ごしたいですね。

定電流治療器AAP

今回は、関東には当院にしかない定電流治療器AAPが活躍しました。身体の治療のほかに患部の治療ももちろんしていきます。。治療2~3回の間に痛みレベルも大分低下してきました。腱鞘炎の皆さまに同じ効果が出れば一番ですが、症状も身体も個人差がありますから今回は幸いにも早い段階で症状が低下して何よりでした。定電流治療器AAPは、治療時間がかかることと充てた部位が赤くなってしまう事がありますが、手指のような細かい部位には効果を発揮しやすい治療器です。

【参考】10年前からの腱鞘炎

【参考】1年前からの腱鞘炎治療

腱鞘炎でお悩みの方、お力になれるかもしれません。横浜駅周辺でお探しの方は『なる.整骨院』へお問い合わせください。