ベッドから転倒後、壁に激突
※あくまで個人の感想であり、皆様に効果が出ると言う事ではございません。
症状 | 壁に激突後、数日後から首から背中にかけての痛みと肩のダルさで仕事も手につかない |
治療 | 徒手による胸椎5番の可動性の低下の確認とナーブスコープによる神経伝達の低下が一致 |
治療回数 | 初回後、約7割の痛みの軽減と心の不安が改善。週1回の治療で3回でほぼ痛みのない状態になりました。 |
治療内容 | 胸椎5番の調整および頸部の筋緊張の緩和 |
右の頭部を強打したことにより、胸椎の5番にサブラクセーション(変移)を生じた結果、首の可動性の低下及び肩こりなどの不調を来したと考えられます。頸椎・胸椎の動きの確認とナーブスコープにより神経の流れの不調を確認し、胸椎5番のサブラクセーション(変移)を起こしていると考えられました。矯正ではなく優しく調整する方法をとると治療開始3分で大幅に動きの改善と痛みが低下。また、二次的に起こしている頸部の筋緊張を弛緩し、ここ数週間でのストレスを感じ、頭蓋の施術で終了。
交通事故でなくてもむち打ちになる
むち打ちを起こすのは、交通事故だけではありません。
- 今回のように壁に頭を打つ
- 外部からの殴打・ボールなどによる外力
- 頭を強烈に揺さぶられる行為
など不意に外力が加わることで無意識の筋肉にスパズム(緊張)が走り、その後は特に何も感じていなくても数週間後から症状が出現するケースは稀ではありません。
類似疾患
むち打ち症状を呈する他の疾患として
などがあげられます。特に1番2番は、急な痛みで首も動かなければ背中まで痛みや痺れが出現するケースも多いです。むち打ち同様に「寝違えはすぐに治るだろう」は安易な考えかもしれません。1週間経過しても痛みが残存している場合は、早期に治療をする事をお勧めいたします。
放置しておくと症状は悪化する?
今回のケースのように数週間後に痛みが出現し、サブラクセーションを起こしている場合では、放置していても痛みの改善どころか悪化しさらに首も動かない状態が続いてしまう事もありますので、何か異変を感じた際は、そのうち治るだろうではなくすぐに治療する事が大事です。
その他、むち打ちによる首の痛みの症例
【参考】交通事故によるむち打ち治療